全国各クラブの活動報告

神奈川産業人クラブ、経営者・幹部14人が勉強会

神奈川産業人クラブ(三木治一会長=三木プーリ社長)は8月26日、神奈川県厚木市の厚木商工会議所で「2013年度第2回神奈川産業人クラブ勉強会」を開いた。厚木のモノづくりプロジェクト「ATSUMO(アツモ)」会長である大和ケミカル(神奈川県厚木市)の中村幹夫会長のほか、秦野精密(同秦野市)の渕脇忠夫社長ら県央部の経営者・幹部14人が参加した。糸永正行事務局長(日刊工業新聞社横浜総局長)による講演「世界で通用する人材を『創る』方法―『内弁慶』では勝負できない―」について議論した。
講演では海外進出先で低賃金を目的としない雇用・パートナーの育成や、自社の利益だけでなく現地の利益に目を向ける点などを重視。合理性のある普遍的な論理で人間関係を構築する重要性を説いた。講演後の議論では、タイやフィリピンに進出している秦野精密の渕脇社長が、ファインブランキング(精密打ち抜き)の精度について話すと「強みの源は金型にあるんですね」などと大和ケミカルの中村会長が感心する場面もあった。


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