全国各クラブの活動報告

日本産業人クラブ連合会、米国産業視察会を計画-13年度定時総会開く

日本産業人クラブ連合会(井水治博会長=日刊工業新聞社社長)は8月27日、東京・九段下のホテルグランドパレスで「2013年度定時総会」を開いた。全国の産業人クラブの会長が参加。12年度の事業報告と収支決算、13年度の事業計画と収支決算案を審議し、承認された。また役員の一部改選で、新理事に神奈川産業人クラブの三木治一会長(三木プーリ社長)、掛川産業人クラブの相良貴史会長(相良製作所社長)が就いた。13年度事業では米国産業視察会などを予定している。
総会後、「日本の海洋開発最前線」と題して、本社編集局第一産業部の鈴木真央編集委員が卓話。海洋資源開発市場が急成長する中、欧米や韓国などに比べて遅れている日本の関連産業の位置づけなどを紹介した。
プログラム終了後、井水会長が「産業人クラブを活用して日本のモノづくりの将来について議論し、紙面だけでなく、直接、国に働きかけたい。各社の意見を聞きたい」と提案。役員から「中小企業に対する国の予算が少ない」「エネルギー問題の解決を」といった意見が出された。


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