全国各クラブの活動報告

東京産学交流会、スマートシティ実証実験見学会実施-東ガス・住友電工を見学

東京産業人クラブ・東京産学交流会(渡辺佳英会長=大崎電気工業会長)は7月4日、7月定例会「スマートシティ実証実験見学会」を実施した。経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定された「横浜スマートシティプロジェクト」に参画している東京ガスと住友電気工業の関連施設を見学した。企業の技術者や経営者ら12人が参加した。
横浜・みなとみらい21地区で6月に開業した大型商業施設「マークイズみなとみらい」内にある東京ガスの「横浜みなとみらいショールーム」に入館。横浜市の担当者からプロジェクト概要の説明を受けた後、ショールームの最新の省エネガス器具を導入した家屋の展示やミストサウナの体験コーナーなどを見て回った。
その後、バスで住友電気工業・横浜製作所(横浜市栄区)に移動。同社が取り組んでいる大規模蓄発電システムを見学した。参加者は1基当たり64枚のパネルを設置した集光型太陽光発電設備15基と、蓄電容量5メガワット(メガは100万)を誇り、電極が摩耗しないレドックスフロー(RF)電池を、興味深く眺めていた。解説員に「普段の清掃はどうしているのか」「RF電池の動作原理はどうなっているのか」といった質問が相次いだ。


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