全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、定時総会開催-来年度50年史作成

茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所社長)は7月11日、三の丸ホテル(水戸市)で「2013年度(第50回)定時総会」を開いた。12年度事業報告、13年度事業計画案などの議案を審議し、承認された。13年度事業計画案では、前身である常磐工業人クラブから数えて14年4月に創立50周年を迎えることから、14年度に50年史を作成することが承認された。
総会後の記念講演会では、泉商事(水戸市)の坂井宏充会長が「海外事業の成長戦略」をテーマに講演した。坂井氏は「(すでに進出している)中国は今後、設計、開発に力を入れていく。また東南アジアでも工場を建設できないかと状況把握に努めたい」と海外展開の方向性を示した。
続いて日本環境認証機構の下井泰典前社長が「環境認証を取得するメリットと継続する意義」について講演。下井氏は「環境マネジメントシステムは15年に全面改定される予定になっている。既得企業も含めて認証取得に向けて準備してほしい」と呼びかけた。会員ら約120人が聴講した。
懇親会には橋本昌茨城県知事が駆け付け、「茨城産業人クラブの活動は順調に進んでいる。(会員同士の)連携を深めて新しいモノづくりを開拓してほしい」と呼びかけた。会員らは橋本県知事を囲んで和気あいあいと情報交換した。


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