全国各クラブの活動報告

多摩産業人クラブ、新会長に塩野氏-定時総会開催

多摩産業人クラブ(臼井努会長=京西テクノス社長)は6月25日、立川グランドホテル(東京都立川市)で2013年度の定時総会を開いた。12年度の事業報告・収支決算報告に続き、13年度の事業計画と収支予算案を審議し、それぞれ承認された。役員改選では、臼井会長の後任に、塩野製作所の塩野博万社長を決めた。塩野新会長は「会員はバブル崩壊後の失われた20年を勝ち抜いてきた企業ばかり。これからも知恵を絞り、連携しながらビジネスチャンスをつかもう」と呼びかけた。また新役員として米山製作所の米山俊臣社長が副会長に、トライヤーンの田井洋雄社長が監事に就いた。
総会後の特別講演会では電気通信大学の千野俊猛特任教授が「『日本経済のパラダイムシフト!』デフレ脱却、モノづくり再生―失われた20年を取り戻せ!」をテーマに講演し、会員ら15人が聴講した。千野氏は「最後に残るのはモノづくり技術。日本はそのために必要なアナログ技術などで高い優位性がある」と強調した。


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