全国各クラブの活動報告

滋賀産業人クラブ、知財活用戦略で記念講演開催

滋賀産業人クラブ(坂口康一会長=近江鍛工社長)は6月17日、ホテルボストンプラザ草津(滋賀県草津市)で、2013年度定時総会を開いた。坂口会長は総会に先立ち、「これからも積極的で有意義な交流に努め、元気な滋賀県産業界を発信していこう」と呼びかけた。同クラブは11年7月の設立で、今回が2回目の定時総会となる。12年度事業報告および収支決算、13年度事業計画および収支予算案を原案通り承認した。
記念講演は日本初の中小中堅製造業の知的財産組合「けいはんな知財組合」の発足に参画した中村公一ApexIPCompany代表を招き、「知財戦略を経営に」をテーマに開催。直木賞小説「下町ロケット」を題材にした知的財産の活用戦略などを聴いた。
懇親会では立命館大学の笠原健一理工学部長が「お互いのニーズ、シーズを基にした産学連携などの交流を深め、産業界の発展に役立ちたい」とあいさつし、乾杯の音頭をとった。
会員、来賓ら約30人が出席。中締め後も会員の多くが残り、盛況の内に散会した。


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