全国各クラブの活動報告

岐阜産業人クラブ、大垣精工社長が「国際競争に勝ち残る」テーマに講演

岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は5月30日、岐阜都ホテル(岐阜市)で2013年度の定時総会を開いた。12年度の活動報告や13年度の計画、新任理事2人を含む14年度までの新役員体制などを承認した。総会後の記念講演会や懇親会を含めて80人が参加した。
総会で遠藤会長は「企業は規模ではなく、コツコツとしっかりやるのが勝つ秘訣(ひけつ)」とした上で、「個々の企業が持つ商品や技術をコンテンツだとすると、これをいろいろな工夫で発展させるのがコンテクスト(文脈)。これが日本経済成長のカギだ。産業人クラブの交流を通じて一緒に文脈をつくろう」と呼びかけた。
総会後、12年まで日本金型工業会会長を務めた上田勝弘大垣精工社長を招き、講演会「国際競争に勝ち残る新たな視点」を開いた。上田社長は「外国では日本製品に対し、緻密で手を抜かないというイメージが定着している。このブランドを安売りするな」と強調し、「自社の個性を堅持し、したたかに生き残れ」と説いた。参加者からは「勇気をもらった」との声があがった。


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