全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブと岐阜産業人クラブ、中部電の武豊火力など見学

名古屋産業人クラブ(内藤明人会長=リンナイ会長)、岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリー社長)は5月28日、愛知県武豊町の中部電力武豊火力発電所と大規模太陽光発電所「メガソーラーたけとよ」を見学した。35人が参加した。
まず太陽光発電の仕組みやメガソーラーたけとよの概略について学習。続いて永崎重文武豊火力発電所所長から同発電所の概要や、東日本大震災後の厳しい電力事情について説明を受けた。
メガソーラーたけとよは発電出力7500キロワットの中部地区最大級の太陽光発電所。ナゴヤドーム3個分の敷地に約3万9000枚の太陽光パネルを設置している。見学者は壮大な眺めに見入っていた。
武豊火力発電所では2号機のタービン室と中央制御室を中心に見学。2号機は2年間運転を中止していたが、震災後の電力のひっ迫に対応し、急きょ再稼働した。「需要のピーク時しか運転していない。いわば、いざ鎌倉の発電所」(永崎所長)。参加者は高品質な電気を安全・安価に安定的に供給する難しさを学んだほか、電源のベストミックスや低炭素社会実現の課題などについて認識を深めた。


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