全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、特別講演会開催-橋本知事が県政語る

 茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所社長)は14日、水戸市の水戸京成ホテルで経済講演会を開催した。「次代を拓く―若手経営者・後継者が語る事業承継」をテーマにパネル討論したほか、橋本昌茨城県知事を講師に招いて特別講演会「茨城県政を語る」を開いた。産業人クラブ会員や関係者ら約190人が参加し、熱心に聴講した。
 パネル討論はアンテックス(茨城県高萩市)の安藤洋平社長、瑞井精工(同常陸太田市)の井上雅弘社長、水戸精工(同ひたちなか市)の舘裕一専務、沼尻産業(同つくば市)の沼尻年正社長が登壇し、承継のきっかけや承継後の苦労、克服方法、会社の存続などについて議論を交わした。コーディネーター役を務めた森和男つくば市理事は「従業員の夢の実現の場を提供することが会社を存続する要の一つ」とまとめた。
 講演会では橋本知事が「地方の人口減少が進む中、活力ある地域づくりが必要。そのためには少子化対策と国際理解・理科教育が重要だ」と強調した。
 懇親会は来賓の坂本正喜関東財務局長があいさつし、乾杯を日東電気(同茨城町)の阿部真也社長、中締めを大塚製作所(水戸市)の根岸孝雄社長が行った。


このページの先頭へ