全国各クラブの活動報告

　掛川産業人クラブは１１日、掛川グランドホテル（静岡県掛川市）で２０１２年度の定時総会を開催した。役員改選期に当たり、榛葉貴博現会長（榛葉鉄工所社長）の後任に相良貴史相良製作所社長を決めた。相良新会長は「活動を通して、会員企業が発展するように取り組みたい」と抱負を述べた。このほかの議案も審議し、了承された。
　総会後は木村雅和静岡大学副学長兼イノベーション社会連携推進機構長が、浜松ホトニクスなどと文部科学省に共同提案して採択された「時空を超えて光を自由に操る社会の実現」をテーマに講演した。
　続いて荒木信幸静岡理工科大学長が、１３年５月完成予定の研究・教育拠点「やらまいか創造工学センター」などによるセンター・オブ・コミュニティー（ＣＯＣ）をめざした地域連携の取り組みを講演。同大学の工学教育や産学連携の活動について紹介した。