全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ・産業人フォーラム部会、富士製作所など3社の工場見学

大阪産業人クラブ・産業人フォーラム部会(田中太一朗部会長=タナカカメ会長)は23日、第2回「会員企業の工場見学会」を開いた。会員同士の工場を見学し、お互いに参考になることを自社に取り入れるのが狙い。今回はナットメーカーの富士製作所、発電所用バルブメーカーのウツエバルブ、冷間圧造製品製造のマツダ(同下)の3社を訪問した。
富士製作所は役員以下、社員全員が自然発生的に5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)運動を実施し、工具や資材の管理工場の補修なども徹底している。ウツエバルブは製品の安全性が求められるだけに、技術者の育成に力を入れている。またマツダは見える化を重視しており、社員との対話、地域との融和を推し進めている。学生採用時は会社や作業を見てから判断させるといった斬新な方法も紹介。"三社三様"の取り組みが、見学者の関心を集めていた。


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