全国各クラブの活動報告

福島産業人クラブ・いわき産業人クラブ、復興産官懇談会県幹部5人出席

 福島産業人クラブ(立石吉識会長=福島製作所社長)と、いわき産業人クラブ(菅栄蔵会長=常磐開発元社長)は2月22日、福島市のホテル福島グリーンパレスで「福島復興産官懇談会」を開いた。会員や産学官関係者ら約70人が参加した。
 福島県商工労働部の伊東正晃部長や鈴木精一次長ら県幹部5人が出席し、福島・いわき両産業人クラブ幹部らと東日本大震災からの早期復興などをテーマに議論を交わした。
 伊東部長は、福島県の復興状況について「2009年に比べ12年には約1万の事業所が減少し、鉱工業生産指数もここ7カ月は低下している。観光客も震災前の約8割まで回復したが、団体や修学旅行は戻っていない」と道半ばの現状を説明。「中小企業等復興」「再生可能エネルギー推進」「医療機器関連産業推進」の3プロジェクトを柱に支援体制を強化し、復興を加速させると県の姿勢を強調した。
 交流懇親会では、福島県の産学官関係者が一堂に会し、各地の復興状況などを話題に、福島産業人クラブ副会長の服部靖弘北芝電機相談役の中締めまで懇親を深めた。


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