全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・埼玉ビジネス研究会、辻井製作所訪問経営手法を学ぶ

 埼玉産業人クラブ・埼玉ビジネス研究会(小原敏治会長=小原歯車工業社長)は6日、「じっくり訪問シリーズ第19弾(いかにビジネスを発展させたか~オヤジから学ぶ~シリーズ第23弾)」として、埼玉県川口市の辻井製作所を訪れた。会員ら12人が参加。同社の辻井一男社長を講師に迎え、先輩の経営手法などを学んだ。
 辻井製作所は建設機械やエレベーターなどの鋳造部品が主力。参加者は造型、溶解、仕上げなど各工程を熱心に見学した。
 講義では辻井氏が独自の経営方針を披露。「他の鋳物会社ができなくて顧客が困っている仕事は、絶対にやらせてもらうようにしている」と強調した。また、自身の経験を振り返りつつ「楽しく仕事することが何より大事。従業員と顧客に恵まれてここまでやって来られた」と述べた。質疑応答では、電気料金抑制の工夫などを尋ねる声が上がった。地元金融機関とも協力して企業の発展に尽くしたい」とあいさつした。


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