全国各クラブの活動報告

山形産業人クラブ、地域中小の挑戦新春講演会開催

 山形産業人クラブ(松村英一会長=エムテックスマツムラ会長)は2月15日、山形県上山市の日本の宿古窯で、新春講演会と交流懇親会を開いた。会員ら約20人が参加した。愛知淑徳大学ビジネス学部長の真田幸光氏が「世界経済の動向と日本のモノづくり・地域中小企業の挑戦」をテーマに講演した。
 真田氏はここ数年の世界経済の流れを説明し、基軸通貨・米ドルの行方など現行の世界経済システムの動きを解説した。グローバル化が加速する中で、今後の国内でのモノづくりについては「原材料の確保に気をつけなければならない。独自にチームを組織するなどの対応が必要」と指摘。「外の目も入れて、今後の生き残りを経営者がしつこく考えていかねばならない」と強調した。
 懇親会では松村会長が新年のあいさつで「一段と厳しい経営環境だが、より連携を深めていこう」と述べた。その後は講師の真田氏を囲み、和やかに談笑した。


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