全国各クラブの活動報告

花田九州・山口産業人クラブ会長、「垣根越えて企業の絆を」

 九州・山口産業人クラブ(花田寛会長=キューヘン社長)は5日、福岡市博多区のホテルオークラ福岡で「2013年新春交歓会」を開いた。会員、来賓ら約100人が参加。冒頭、あいさつに立った花田会長は「下向き、内向き、後ろ向きは早く変わらなければ。垣根を越えて企業の絆ができれば目的は達成できる」と強調した。
 続いて来賓の広実郁郎九州経済産業局長が九州で盛んな新エネルギー分野に触れて「インフラ整備はネットワークで広がる。企業の協力が不可欠だ」と訴えた。乾杯の発声をした九州工業大学の松永守央学長は「重要なのは実体経済。それぞれが地域に力を与えてほしい」と力強く述べた。
 また第30回「優秀経営者顕彰」(日刊工業新聞社主催)で、日刊工業新聞社賞を受賞した日本建設技術(佐賀県唐津市)原裕社長が「中小企業は経済の底を担っている。研究開発型でさらに新分野に進出したい」と、受賞を機に、一層の成長への意気込みを述べた。
 会の最後は山口修司副会長兼北九州支部長(C&Gシステムズ会長)が「景気回復の道筋を政府がつけている。あとは企業がしっかりしなければ」と締めくくった。


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