全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、寺門常陽銀行頭取が人材育成などで講演

 茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所社長)5日、水戸市の水戸京成ホテルで新春経済講演会・賀詞交歓会を開いた。会員ら約140人が参加した。
 経済講演会では講師の寺門一義常陽銀行頭取(写真)が「常陽銀行の事業戦略と人材育成」が地方銀行業界における同行のポジションや事業展開を披露。人材育成については「金融サービス業の競争力は金融サービスを提供する行員の質で決まると言っても過言ではない」として、質を上げるための能力開発メニューやスキル認定制度などを説明した。まとめとして「成長は自己責任が基本。企業は自助努力する人材をどう支援するか。仕事の報酬はより難しい仕事を与えることにあるのではないか」と述べた。
 賀詞交歓会には橋本昌知事が駆け付け、「人口の自然減は避けられないが、働く場を創ることによって、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響による社会減から元の姿に戻したいというのが今年の一番の願い」とあいさつした。


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