全国各クラブの活動報告

　埼玉産業人クラブ・ＴＤＵ産学交流会（佐藤達雄会長＝アーベルソフト会長）は１４日、茨城県つくば市への一日研修を実施した。会員企業、東京電機大学から１６人が参加。サイバーダインスタジオや宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）筑波宇宙センターを見学した。
　サイバーダインスタジオでは、サイバーダインのパワーアシスト用ロボットスーツについて説明を受けた（写真）。さらにロボットスーツの未来像を予測した短編映画を観賞。その後「ロボットスーツＨＡＬ」を用いて、人体表面から発する微弱な電気信号によりセンサーが反応してロボットが作動する様子を確認した。
　ＪＡＸＡ宇宙開発センターではセンター紹介ビデオを鑑賞後、実際の宇宙服や国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で生まれたメダカの子孫たちが水槽で元気に泳ぐ様子などを観察。また、宇宙ステーション滞在のための訓練用チャンバーなどについて説明を受けた。一般展示館に移っての見学では、過去に打ち上げられたさまざまな日本の人工衛星や宇宙ステーション補給機「こうのとり」の実物大モデルを鑑賞した。