全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ、シンガポールの情報交換会開催

 新潟産業人クラブ(谷地田茂明会長=ヤチダ社長)は1月21日、新潟市中央区の新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」で海外情報交換会を開いた。11人が参加した。谷地田会長と30数年来の付き合いのあるソニーシンガポール元社長の柴崎哲郎シバサキビジネスソリューションズ代表から、「実は工業国」というシンガポールについての現地状況を聞いた。
 柴崎氏は工場長を兼務しブラウン管からリチウムイオン電池製造への転換を実現し、工場の閉鎖も経験。同国は「政府のワンストップ施策や近隣国に2時間以内で行ける地理的優位により経済発展が著しく、国際通貨基金(IMF)総会や北朝鮮との交渉が行われるほど安全」などと説明した。
 聴講した松井達也アドバンエンジ会長は「観光イメージが強かったが優秀な人材が採用できるとわかり、アジアへの展開をコントロールする場所と位置づけたい」と話した。終了後は柴崎氏を囲み懇親会も実施した。


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