全国各クラブの活動報告

中国四国産業人クラブ、春の交流会に200人結集

 中国四国産業人クラブ(田村興造会長=広島ガス社長)は1月25日、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で「2013春の交流会」を開いた。会員ら約200人が集った。
 講演会は人材研修トレーナーでオフィス・ジェイドの米村美樹子代表が「意外と知らない、心得るべき中国と中国人の基本の『き』」を演題に話した。北京在住の米村さんは、中国は56の民族から成り立ち、13億人がいると紹介。日本人としての眼鏡で物を見がちだが、一度眼鏡を外してほしい。さらに「『親日』に浮かれては駄目。アイデンティティー(個性)を尊重して彼らとの関係を築くべきだ」と説明した。
 続いて、文部科学省放射線出前授業で講師を務める秋津裕さんが講演。幼稚園教諭だった経験を生かして、子供たちに放射線についての正しい理解を促す活動の重要性を報告した。
 講演後の懇親会では、若井英二中国経済産業局長が乾杯の音頭を取り、「経済の活性化に尽力したい」などと述べた。


このページの先頭へ