全国各クラブの活動報告

いわき産業人クラブ、いわき金属工業協組と新年会

 いわき産業人クラブ(菅栄蔵会長=元常磐開発社長)は1月23日に、福島県いわき市のパレスいわやで「平成25年合同講演会・新年会」を開いた。いわき金属工業協同組合との共催で、会員ら約60人が参加した。
 年頭にあたり菅会長は「東日本大震災後の福島県はいまだに厳しい状況にあるが、今年は目に見える形で復興が着実に進むよう、連携をさらに深めよう」とあいさつした。
 講演会では、とうほう地域総合研究所の若狭新一郎事務局長が「最近の経済情勢から~何が起こっているのか、これからどうなるのか」をテーマに講演した(写真)。若狭事務局長は「今後も中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)各国は経済成長を持続し台頭する一方、日本では少子高齢化の進行や輸出産業の不振、食料やエネルギー価格の上昇で貿易収支の悪化が予測され、厳しい環境が続く」とし、中小企業も世界的な視野での企業経営が求められると語った。
 新年会には、渡辺敬夫いわき市長や地元関連団体の幹部らも出席し、震災からの復旧状況や景況などを話題に、同協組の村田信二副理事長(村田工業所社長)の閉会のあいさつまで情報交換した。


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