全国各クラブの活動報告

NITEC埼玉産学交流会、12月例会で日本工大の細田研究室を訪問

 埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会(長谷川勉会長=長谷川鉄工所社長)は2012年12月19日、埼玉県宮代町の日本工業大学で12月例会を開き、細田彰一同大学准教授の研究室を訪問した。
 細田准教授の専門分野はデザイン。冒頭、長谷川会長は「デザインの重要性は近年高まっている。だが、我々中小企業にとっては苦手な分野。講義を楽しみにしている」と述べた。
 細田准教授はまず、あるべきデザイナー像について説明。「"受け取った人が喜ぶかどうか"を設計する人がデザイナー。"使ってみて感動した""ついつい使ってしまう"などと思ってもらうことを目指すべきだ」と強調した。このほか、使う人間の立場や視点に立って設計する「人間中心設計」の考え方も紹介した。
 その後、参加者は細田准教授の研究室でさまざまな試作モデルを見学した。


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