全国各クラブの活動報告

栃木産業人クラブ、日本機械学会栃木ブロックと交流会

 大分産業人クラブ(太田清利会長=ざびえる本舗社長)は11月30日、大分市の大分アリストンホテルで「講演と意見交換会」を開いた。シャボン玉石けん(北九州市若松区)の高橋道夫専務が「無添加を科学する『シャボン玉石けんの経営戦略』」と題して講演した。18人が参加した。
 高橋専務はシャボン玉石けんの創業から無添加せっけんの開発、製造販売を紹介。そのほか、海外戦略やせっけん系消化剤の開発、感染症対策向けに医療現場で使われる商品など幅広い活用事例を紹介した。
 参加者らは戦略商品の石けんからさまざまな用途向けに開発が行われる講演に興味津々だった。太田会長は「地場中小企業が自社の得意とする技術を生かして商品群を開発するノウハウを学んだ」と話していた。講演後の意見交換会では高橋専務を囲み、懇親を深めた。参加者らは高橋専務に研究開発体制や開発費用を質問するなど会場は熱気に包まれていた。


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