全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ、産業振興懇談会で優良企業経営者事業戦略を発表

 埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は10月22日、さいたま市浦和区の浦和ロイヤルパインズホテルで第34回埼玉県産業振興懇談会を開いた。県内優良企業経営者による事業紹介やインドの弁護士事務所であるラクシュミクマラン&スリダラン法律事務所のビジャヤ・サムバス氏による特別講演、県幹部と県内企業の意見交換会を実施。会員ら約200人が参加した。
 県内優良企業として大森機械工業(越谷市)の大森利夫社長、野火止製作所(新座市)の川上博史常務、マグネテックジャパン(所沢市)の物集高彦社長、ユー・エム・シー・エレクトロニクス(上尾市)の内山茂樹社長が事業戦略を発表した。技術開発、新規事業、人材育成など業績好調の背景にある独自の取り組みに参加者は熱心に耳を傾けた。
 特別講演では来日したサムバス氏がインドの最新の経済情勢について紹介。また松岡進産業労働部長ら県幹部が県内企業と産業施策をテーマに意見交換し、次世代産業支援策や知的財産の運用など企業側からの質問に答えた。
 懇親会では上田清司埼玉県知事、清水勇人さいたま市長、宮川正関東経済産業局長、菅野良三関東財務局長がかけつけ、会員らと交流した。名刺交換や互いの近況を語り合うなど終始、活気にあふれていた。


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