全国各クラブの活動報告

小菅東洋パーツ会長、日本甲冑武具研究保存会の特別展で兜など展示

 埼玉産業人クラブ会員会社である東洋パーツ(埼玉県長瀞町、小菅哲也社長、0494・66・2121)の小菅一憲会長が副会長を務める日本甲冑(かっちゅう)武具研究保存会は、埼玉県寄居町の鉢形城跡にある鉢形城歴史館で「生と死 武士(もののふ)の美学」と題する特別展を開催している。一憲氏が所有する兜(かぶと)、など約30点を展示。日本100名城に選ばれるなど中世有数の平城・鉢形城の復元模型などの通常展示と合わせて、戦国の空気を体感できる。会期は11月25日(休館日あり)まで。
 9日、招待客らを案内した小菅氏(写真)は、展示の当世具足、兜などの特徴や由来を詳しく解説。その上で「甲冑はその防護機能に加え武将の死に装束でもある。そうした背景が繊細で美しいデザインを生んだ。また兜に採用された、魚の尾や波、ムカデなどのデザインは『戦場でこうありたい』という武将の願いの現れでもあった」などと熱く語った。


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