全国各クラブの活動報告

栃木産業人クラブ、「新とちぎ元気プラン」を紹介

 栃木産業人クラブ(藤井昌一会長=藤井産業社長)14日、宇都宮市内のホテル東日本宇都宮で「2011年賀詞交歓会」を開いた。栃木県の福田富一知事があいさつし、同県が取り組む産業政策などを説明した。また藤井会長は「当クラブは異業種交流で県内の草分け的な存在。情報交換だけでなく新たなビジネスにつながるようにしたい」とあいさつした。
 福田知事は県が新年度からスタートする5カ年の新総合計画「新とちぎ元気プラン」を紹介。自動車など既存の重点5分野の振興に加えて、食品関連産業を振興する「フードバレーとちぎ」の施策展開を進めると説明した。この一環で設備投資助成について、実投資額30億円以上とする助成対象のうち、食品関連産業は下限額を設定しないとした。
 会場には会員のほか、関係者を含め60人弱が集まり、懇親会では最近の経済環境や、産学官連携のアイデアなどについて積極的に意見交換した。


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