全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ、新春互礼会を開催

 大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)は19日、日刊工業新聞社との共催で、大阪市北区のANAクラウンプラザホテル大阪で「2011年新春互礼会」を開いた。約400人が参加した。
 山口会長はあいさつで「資源のない日本の資源は人。若い人たちが未知の世界に挑戦し新しいモノを作ることが日本の力となる」と強調。直前に開かれた「キャンパスベンチャーグランプリ大阪」の表彰式に出席した学生らに、熱いエールを送った。
 続いて、海洋冒険家でプロセブン(大阪市天王寺区)顧問の堀江謙一さんが「未知への航海」の題目で講演。「世界一広い海を世界一小さい舟で航海したかった」と、1962年に太平洋単独横断を成し遂げた裏話を披露。「行動することで見えなかったものが見えてくる」と続けた。
 交流会は井水治博日刊工業新聞社社長の「我々は産業界の応援団として、死にもの狂いでさまざまなことに取り組む」のあいさつでスタート。 請川孝治和歌山県工業技術センター所長は乾杯の音頭で「正確な情報を入手して人を育て、技術力を蓄積することが重要」と話した。会場では経営者らが 互いに情報交換の輪を作り、それぞれ行く末を占っていた。
 最後は千野俊猛日本産業人クラブ連合会会長の三本締めで、盛況のうちに閉会した。


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