全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、会員自宅の建築課程まとめた本を出版

 九州・山口産業人クラブの会員である薗田徹弥西部電気工業事業開発部長が、自宅の建築過程をまとめた『終(つい)の棲家(すみか)づくり』を発行した。サブタイトルの「妻のこだわり 夫のちえ」の通り、細部にこだわり納得するまで議論を繰り返して作り上げた経緯を会話形式でまとめた。
 7章からなり設計から完成までの施工内容やその後の生活、失敗事例などを盛り込んだ。自然換気による床暖房や冷気取り込みシステムを採用しており、その効果なども紹介。これから家を建てる人たちの参考になるように仕上げた。
 妻の啓子さんが毎日約100枚の写真を撮影、1万枚を超える画像を夫が分析し、設計との違いなどを洗い出したという徹底ぶり。薗田さんは「家作りは子育てといっしょ。自身のDNAが入っている」と楽しげ。梓書院(福岡市博多区)刊、1700円。


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