全国各クラブの活動報告

　名古屋産業人クラブ（内藤明人会長＝リンナイ会長）１日、名古屋市中区の名古屋東急ホテルで、女性部会（奥野雅世会長＝奥野工業会長）による「学習会＆懇談会」を開いた。１５人が参加した。学習会では森清富士精工名誉会長（名古屋産業人クラブ副会長）が、「米寿を迎えて～私の歩んで来た道」をテーマに講演した。
　森名誉会長は、これまでの人生を振り返りながら、「一番大事なのは人と人とのつながり」「企業経営では得意先と従業員を大事にすることが必要」と強調した。そして「５３年前に起業したのはドイツのマイスター制度を知り、日本でもいいモノを作れるようになりたかったから」と説明。さらに起業直後の苦労話に触れ、「不可能ということはない。やれないのは努力しないから。思い込んだら命がけでやれば出来る」と力説した。
　起業をきっかけに「企業経営は生半可な気持ちではやれない」と一念発起、食事療法で減量に成功した話や、毎日ゴルフクラブで素振りしていることも披露した。