全国各クラブの活動報告

掛川産業人クラブ、平均40歳切る16社が参加

 静岡県掛川市とその近隣地域の若手経営者や後継者で組織する掛川産業人クラブが11月11日に旗揚げした。16社の経営者・後継者が参加した。平均年齢は39・4歳。今後は経営に関する勉強会や施設見学会、地域間交流などを行い、経営者としての資質向上を目指す。
 静岡県掛川市の掛川グランドホテルで開いた設立総会では、来賓の松井三郎掛川市長や伊東幸宏静岡大学学長、荒木信幸静岡理工科大学学長らが祝辞を述べたほか、初代会長に榛葉貴博榛葉鉄工所専務を選出。榛葉会長はあいさつの中で「今は激動の時代だが、産業人クラブの活動を通じて最新の知識や情報、地域を越えたネットワークを得て、ピンチをチャンスに変えたい」と抱負を述べた。

 設立総会後には千野俊猛日刊工業新聞社相談役による記念講演「モノづくりのパラダイムシフト」を開催。世界各国の経済情勢を背景にまとめた、日本のモノづくり産業のありかたを示す内容に、会員らは真剣に聞き入っていた。
 懇親会では、冒頭、副会長に選出された相良貴史相良製作所社長があいさつした後、伊藤友和サンエイ社長の乾杯の音頭で祝宴がスタート。終始和やかな雰囲気の中で来賓や会員らが組織の旗揚げを祝い、交歓を深めた。


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