全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ、クリエーターに宣伝文のセミ

 大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)9日、日本産業広告協会関西支部と共催で、コピーライターなどクリエーター向けの宣伝文の書き方セミナーを、大阪市中央区の日刊工業新聞社大阪支社で開いた。「これでいいのか日本語の乱れ」をテーマに、デザイナーで日本語読み易さ研究所代表を勤める福田成美氏と、コピーライターの岡田直也氏が講演した。23人が参加した。
 福田氏は「新聞は、文章力や読解力をつけるための訓練に最適。今はネット社会で、若い人が新聞を読まないことが日本語を乱している原因」と語った。岡田氏は「漢字、ひらがな、カタカナを使い分けることで文章のイメージが大きく変わる」と、コピーを作るうえで役立つ技法をわかりやすく解説。参加したクリエーターは真剣に聴き入っていた。


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