全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ北九州支部、独自に勉強会を開催

 九州・山口産業人クラブ(水口敬司会長=昭和鉄工顧問)は10月4日、北九州市小倉北区のステーションホテル小倉で臨時総会を開き、北九州支部の設立を承認した。また同支部設立にともなう会則改定などを審議し、C&Gシステムズの山口修司社長を支部長に選任した。
 九州・山口産業人クラブの支部設立は初めてで、会員11人でスタートした。九州・山口産業人クラブの活動をベースに、会員相互の理解を深めるため、勉強会など独自事業を年に数回行う。

 臨時総会後には記念講演会を開き、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の白木邦明理事有人宇宙環境利用ミッション本部長が「国際宇宙ステーションと日本の技術貢献」をテーマに、日本の宇宙事業についての取り組みを話した。宇宙ステーションに採用された技術やステーション活用の可能性を紹介したほか、実験棟「きぼう」での、若田光一宇宙飛行士の滞在の様子も紹介した。講演後には会員から宇宙戦略についての質問などが相次いだ。
 その後の懇親会では水口会長が、「支部設立を機に、大分県や熊本県にもクラブの輪を広げたい」とあいさつ。また山口支部長は「支部の発展に尽力したい」と力を込めた。終始和やかな雰囲気の中で来賓や会員らが支部設立を祝い、交歓を深めた。


このページの先頭へ