全国各クラブの活動報告

大阪・名古屋・埼玉産業人クラブ、蘇州高新区と上海万博視察

  大阪、名古屋、埼玉の各産業人クラブは共同で9月19―22日に、上海万博視察と蘇州高新区(SND)の企業訪問旅行を実施した。7人が参加した。上海万博は視察当日の20日の入場者が約22万人。日本館に一番近いゲートに開場前から並び日本館にダッシュしたが、すでに長蛇の列。結局2時間半並んで入場した。このほか北朝鮮、イラン、アフリカ館などを見学。参加者は「展示物は愛知万博とほとんど変わらない。規模を大きくしただけ」(鈴木太刀雄大洋電機製作所社長)と話していた。
 一方、21日には上海からバスで2時間の蘇州に向かい、最初にSND管理局を訪問。招商局の王副局長は「蘇州は上海に次ぐ工業都市。1800社以上の外資系企業がこの高新区に立地、日系企業が434社でトップ」とSNDの概要を紹介しつつ、「機械や自動車部品関連が伸びている。バイオやケミカルへの期待も大きい」と説明した。
 その後、イソライト工業、オムロン精密工業、佐竹機械の現地企業を訪問し、各社の社長から体験談や苦労話などを聞いた。


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