全国各クラブの活動報告

城北産業人クラブ、製品企画のセミナー開く

 城北産業人クラブ(檜垣昌子会長=山陽プレス工業社長)28日、東京産業人クラブとの共催で、東京都中央区の日刊工業新聞社本社で製品企画に関するセミナー(写真)を開いた。17人が参加した。
 「製品企画とマーケティング・実例と考え方」と題して、福田アドバンス(東京都練馬区)の笠原耕三氏が講演。笠原氏は長年、トンボ鉛筆(東京都北区)で商品の企画開発にかかわり、現在も同社の戦略・企画・調査の特別顧問として活躍。当日は経験を交えながら、企業の製品開発やマーケティングについて解説した。
 笠原氏は「メーカーの提供する製品は、ユーザーの使用によって機能が発現し、価値があるものと認められて商品となる。顧客の細かい需要を見つけて積極的に対応していく中で、さらにその先の要求を見つけ、新しい製品やサービスを創造することが重要」などと話した。
 講演終了後の質疑応答では、聴講者からの質問が相次いだため予定時間を大幅に超え、参加者の関心の高さを示した。


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