全国各クラブの活動報告

中小での現場"カイゼン"を講演

 神奈川産業人クラブ(天田満明会長=アマダ相談役)は7月28日、横浜市西区の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで2010年度の定時総会を開いた。冒頭、天田会長は「梅雨明けした途端、猛暑が続いているが体調に気を付けて乗り切っていこう」とあいさつ。議事では09年度の事業報告案と収支決算案、10年度の事業計画案と収支予算案が、それぞれ承認された。
 総会後、カイゼン・マイスター社長の小森治氏が「中小企業の現場カイゼン支援活動」をテーマに講演した。33人の出席者が耳を傾ける中、小森氏はトヨタ自動車子会社のセントラル自動車で社長を務めた経験から、これまで手がけた4S(整理、整とん、清掃、清潔)や在庫削減、見える化などの改善事例をスライドで紹介。その上で「中小企業は効率や回転の早さで勝負をするべきだ」と話した。
 講演会終了後は懇親会を開催。乾杯のあいさつをした湘南技術センターの原田宏一社長は「整理、整とんがいかに大事かということを再認識できた」と講演会の感想を交えて話した。最後にニックスの青木伸一社長が「人間、知恵がある。ぜひみなさんで力を合わせて日本を元気にしていこう」と力強く呼びかけ、一本締めで閉会した。


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