全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会、水晶デバイスの研究・製造を見学

 埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会(眼目毅会長=幸大ハイテック社長)8日、6月例会として、埼玉県狭山市の日本電波工業狭山事業所を見学した。会員企業関係者や東京電機大学理工学部の教員ら約40人が参加した。
 同事業所では人工水晶の生成や水晶デバイス製品などの研究開発を行っている。見学会ではまず同社の岡崎正喜副社長が「水晶デバイスは家電製品など家庭内にある多くの製品をはじめ、電子制御化が進む自動車にも搭載されている。見学を契機に皆さまとつながりを深めていきたい」とあいさつした。
 この後、同社の会社概要などの説明や水晶デバイスの歴史や利用分野に関する説明を受けた。見学では、オートクレーブといわれる人工水晶の育成炉がある建物や、水晶振動子の製造工程が説明されている展示室を見て回った。質疑応答が活発にあった。


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