全国各クラブの活動報告

千葉大の斎藤学長が講演

 千葉産業人クラブ(白鳥豊会長=白鳥製薬社長)は6月21日、千葉市中央区の三井ガーデンホテル千葉で「第47回定時総会」を開催した。冒頭、白鳥会長が「クラブの強固な組織力、知恵と工夫を生かして、クラブ員とともに前進していきたい」とあいさつ。総会では2009年度の事業・収支決算報告、10年度の事業計画・収支予算、役員の一部変更について審議し、それぞれ原案通り承認した。
 その後の記念講演会には会員、招待者ら約140人が参加。千葉大学の斎藤康学長が「大学の学術研究が社会に役立つとき」をテーマに講演した(写真)。斎藤学長は、現在取り組んでいる千葉大学サイエンスパークセンター構想を引き合いに出し「技術完成力、技術経営力、技術交渉力を持つ人材が企業から望まれている。大学はそのような人材を育成していかなければならない」と、大学が担う役割を力説した。
 懇親会では、来賓の坂本森男千葉県副知事が「未曾有の高齢化社会にも対応する製品やサービスを、作っていってほしい」とあいさつし、参加者らが親交を深めた。


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