全国の産業人クラブ
新潟産業人クラブ
会長メッセージ
新潟産業人クラブ会長 (株式会社マルト長谷川工作所 長谷川直哉 社長)
世界情勢は今、非常に困難な局面を迎えています。ウィズコロナ、ロシア・ウクライナ侵攻からなる材料やエネルギーの危機、さらには急激な円安の中、我々は生き残りをかけた事業活動を迫られています。自分の会社をどのように舵取りするべきか、経営者として悩みはつきません。そうした時に役立つのが新潟産業人クラブです。新潟県内に事業所を置く製造業、建設業、不動産業、運輸・通信業、卸・小売・飲食業の経営幹部が集い、参与会員を含めると90社を超えます。企業規模も大手から中小まで幅広いのが特徴です。自社で話題にしにくいことでも腹を割って相談できるのは、こうした大規模な異業種交流会だからこそできることです。
スローガンに「つながる ひろがる」を掲げ、目先の金脈よりも人脈を重視しています。毎月開催する「例会」では、講師を招いてご講演いただいたり、最新の工場を見学したりと、五感重視で視座を高めています。質疑応答時は予定時間を大幅に超えることもしばしばで、会員の姿勢は真剣そのもの。直後の懇親会でも交流を深めます。
そもそも、発祥は“脱下請け”を目指し地元産業の発展に尽くした経営者らが集まった「新潟県先端技術研究会」です。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で例年同様とはいかないものの、工夫しながら活動してきました。加藤義竹前会長(=加藤研削工業社長)の後任となり、身が引き締まる思いですが、引き続き「ピンチはチャンス」と前向きに捉え、会員各位とさらなる発展を目指して参ります。入会希望も大歓迎です。共に新潟の産業界を盛り上げていきましょう。
会の紹介
新潟産業人クラブは、1984(昭和59)年に「新潟県先端技術研究会」として設立したのが始まりです。新潟県内に事業所がある経営者らが業種・業界を超えて交流し、経営について学び、自己研鑽しました。その志は今も変わらず、毎月開催する「例会」では、講師を招いた勉強会や工場見学会などを実施しています。活動地域は時に海外まで及び、時代の先端を行く技術や知識、歴史と文化を学びます。例会直後の「懇親会」では、顔を合わせて近況を語り合いながら、会員はそれぞれの人脈を深耕拡大しています。春と秋の「ゴルフ会」や「釣り会」で体を動かし、大いに羽を伸ばす会員もいます。当クラブは新潟県知事が名誉会長を務めるほか、同県内の大学といった高等教育機関のトップ、同県産業労働部、同県工業技術総合研究所、にいがた産業創造機構、新潟市産業振興財団、弁護士、公認会計士、特定社会保険労務士などを参与に迎えています。こうした方々との密接な交流は、会員の課題解決の大きな力になっています。
新潟産業人クラブ事務局新潟市中央区白山浦1-614 白山ビル5F(日刊工業新聞社新潟支局内)
電 話:025-233-3883 FAX:025-233-6127
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