全国の産業人クラブ

多摩産業人クラブ

会長メッセージ

多摩産業人クラブ会長 (株式会社 相馬光学 浦 明子 社長)
多摩産業人クラブは東京・多摩地域の若手中小企業経営者および後継者が集まった組織になり、2010年10月25日に全国21番目の産業人クラブとして旗揚げしました。現在の会員は20人です。
 クラブ設立の理念には「モノづくりなど社業に誇りを持つ中小企業が集い、次代を切り開いていく」ことを掲げています。会員は熱い情熱を傾けて事業に取り組む経営者・後継者の集団であり、相互に研鑽を積むことで日本経済に漂う閉塞感を突き破り成長していくことを目指します。そして地域経済、ひいてはわが国産業の発展に少しでも寄与することができればと考えています。
 事業活動は「学び」を重視していきます。経営者は、日々重要な経営判断を下しています。判断のよりどころはお客さまの声であることや、時代の流れを読むことであったり致しますが、迷い悩むことも少なくありません。また事業の革新や新たなビジネスを創造できないかと日々、アンテナを高くしています。
 いまできる最善の判断を下すために、あるいは新たなビジネスのヒントをつかむ上でも、「学び」が重要なことはいうまでもありません。このため、事業活動は日刊工業新聞社の力をお借りし、経営者・後継者の「学び」の場となり、知識の吸収や見聞を広められるようにしたいと考えています。
 我々の事業活動の地盤となる多摩地域は、大手、中堅、中小、ベンチャー企業の本社や工場、研究開発拠点が立地しており、全国でも有数の試作・開発機能、高度な技術力を備えたモノづくり関連企業が集積しています。東京都の工業統計調査によると、多摩地域の製造品出荷額は約5兆円となりました。 産業構造は半導体、電子デバイス、計測・分析、航空機・自動車、通信などが集積し、製造業のポテンシャルが高い地域といえ、産業人クラブ会員会社の横の連携を深め、地域の先頭に立つ中堅・中小企業の集団を目指し活動してまいります。

会の紹介

 日本のモノづくり産業は、いま歴史的な転換点に立たされています。バブル崩壊後の失われた20年、そしてリーマンショックがもたらした大不況、中国をはじめとした新興国の台頭と国内製造業の空洞化などが重なり、中小企業経営は荒波のただ中にあるといっても過言ではありません。
 こうした中で多摩産業人クラブは東京・多摩地域の若手経営者と後継者が集う交流組織として2010年10月に設立しました。現在の会員は20社。日本の企業、そしてモノづくり企業としての誇りを胸に、事業への情熱と真摯な姿勢を失うことなく難局に立ち向かい、新たな時代を先頭に立って切り開こうとする集団です。
 会の活動は日刊工業新聞社の信用とネットワークを活用した事業を計画し、相互の研さんとビジネス交流を図ります。また日本の企業として誇りを持ち、国内でのモノづくりや事業活動を継続するための知識と勇気を獲得するための活動を展開します。ビジネスの領域が海外にも広がる中、国際感覚を身につけるための事業も企画。中小企業にとって財産となる社員のレベルアップや幹部社員の育成に結びつく行事も計画する方針です。 
多摩産業人クラブ事務局東京都立川市曙町2-38-5 立川ビジネスセンタービル12階(日刊工業新聞社 多摩支局内)
電 話:042-524-5721 FAX:042-524-5722

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