全国の産業人クラブ
東東京マネジメント研究会
会長メッセージ
東東京マネジメント研究会会長 (山田マシンツール 山田 雅英 社長)
異業種交流会で最も大切なのは、会員相互の心のつながりだと思います。仲良くなければ本気・本音で語り合えません。「同業」ではなく「異業種」の交流であるからこそ、企業の規模や業種を問わずに互いが認め合っています。大風呂敷を広げて日本経済を語り合うという会員は少なく、城東地区という地元の身近な企業同士が胸襟を開き、親睦を深めているのがこの会の特長です。当研究会は工場見学会、ゼミナール、講演会、ゴルフ大会など年間行事として実施し、自己研鑽と会員間の交流を進めています。中でも工場見学会は有意義です。整理整頓された模範的な工場を目の当たりにして、見学後に自社に取り入れた会員もいるほどです。
当研究会はメディアが事務局となっているため、産業界を取材している記者から生の情報を得られる利点があります。テレビに出演するような著名な評論家とは異なり、本音の話を聞ける点に良さがあります。
当研究会は、次代を担う若者にも魅力を持ってもらえる会にしたいと考えています。若者の新しい視点から既存会員が学べることは多く、会をさらに活性化させる必要があるからです。従来の異業種間に加えて世代間の交流も深めていきたい。フランクに語り合える会であり、若者にも興味を持って頂きたい。そのためにも、ゼミナールの開催頻度を高めるなど、会の魅力をさらに高めていく計画を進めています。
他方、2012年には東京電機大学が足立区に、翌2013年には東京理科大学が葛飾区に新キャンパスを開設しました。こうした大学との交流も非常に大切なことだと思っています。有益な産学交流についても今後は積極的に行っていきたいと考えております。
会の紹介
東東京マネジメント研究会(マネ研)は1994年の発足以来、20年以上が過ぎました。東京・城東地区の中堅・中小企業を中心に約30社で構成する異業種交流会です。マネ研は会員が共同で新製品開発や新事業立ち上げなどを目指す組織ではなく、会員企業の経営者らが互いに研鑽しながら親睦を深めることで本音の交流を図れるのが最大の特徴です。また、事務局を務める日刊工業新聞社東東京支局が持つ情報や人脈などの機能を活用できるのも利点です。年間行事としては、定時総会後の記念講演会、年2回のゴルフ大会、年2回のゼミナール、年1回の工場見学会などを実施しています。各行事は山田雅英会長(山田マシンツール社長)をはじめ、「親睦部会」「交流部会」「21世紀部会」「総務部会」の部会長を中心に企画立案し、実行しています。
今後の活動については、企業や大学から講師を招く「ゼミナール」の開催頻度を高めるため、少人数での勉強会「ミニゼミナール」を開催するほか、大学との産学連携の可能性も検討していきます。また若手経営者ら新会員も積極的に募集し、会をさらに活発化させていきます。
東東京マネジメント研究会事務局東京都中央区日本橋小網町14-1(日刊工業新聞社東東京支局内)
電 話:03-5644-7139 FAX:03-5644-7119
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