全国の産業人クラブ
埼玉産業人クラブ
会長メッセージ
埼玉県産業界の活性化を目的に、産業界をけん引する会員企業が一丸となってさまざまな歴史を刻んでもきました。現在、会員数は250社強にのぼり、会員同士の交流が盛んです。
埼玉県は首都圏の巨大マーケットに隣接し、東日本の結節点でもあります。自動車、機械、食品、医薬品といった各業界がそれぞれ力をもって産業界に貢献しているのと同時に、世界トップレベルの技術力を武器に国内外で勝負している優良企業が多く存在しているのが特徴です。また、産業界と行政、金融、大学の横のつながりが強固で、さまざまなイノベーションがしかけられるポテンシャルを持っている地域といえます。
埼玉産業人クラブは、毎年、新年賀詞交換会や4月の定時総会、県内の優秀な企業経営者を表彰する「埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」、10月の大野元裕埼玉県知事を招いた埼玉県産業振興懇談会など、経営課題の解決や、ビジネスのヒント、企業間連携などビジネスチャンス拡大につながる行事を多数開催しています。
私は平成22年4月に埼玉産業人クラブ会長に就任致しました。自分自身、産業人クラブの行事に参加させいただき、埼玉県には本当に優れた企業がたくさんあると改めて実感しています。
50年以上の長い歴史の中で、埼玉産業人クラブの伝統を受け継ぎ守っていくのと同時に、良い意味で企画を進化させていく必要があると考えております。また、これからも健全な肉体と精神で真摯に事業に取り組んでいる人たちの「止まり木」としての役割を担っていきます。
埼玉産業人クラブでの活動を企業経営に役立ててもらうとともに、産業界に起こるさまざまな課題を研究したり、解決したりしながら、企業間で手を取り合い発展できるようにしたいです。微力ながら8代目会長として埼玉県経済のためにまい進して参ります。
会の紹介
埼玉産業人クラブ(旧埼玉工業人クラブ)は、昭和39年の創立以来、50年以上にわたって培ってきた 知的財産、人的ネットワーク、会員の英知を結集して、先進的な活動を展開しています。具体的には、 講演会、セミナー、産学交流会、工場見学会、海外研修などを開催し、そのときどきの時流に応じた 情報を提供すると同時に、とくに経営者同士の肌と肌の触れ合いを通じて、経営の研鑽を積んでいただく 場となっています。これを機会に、ぜひとも産業人クラブならではの経営者による交流の輪に加わり、明日の経営に向け ビジネスチャンス、経営のヒントをつかんでくださいますよう、入会のご案内を申し上げます。
行事予定
4月 定時総会、西海記念賞・埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰式、6月 親睦ゴルフコンペ、7月 埼玉西部地区講演会、8月 埼玉東部地区講演会、9月 川口地区講演会、10月 埼玉県産業振興懇談会(知事懇)、11月 親睦ゴルフコンペ、2月 賀詞交歓会、その他にNITEC、TDUの産学交流会、埼玉ビジネス研究会、分科会などの行事を行っています。
活動トピックス
埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は埼玉県内の企業経営者約250人強からなる異業種交流会で、50年以上にわたり人的ネットワークや知的財産などを培ってきました。年間を通じて講演会、セミナー、工場見学会などを精力的に開催しています。
上半期のメーンイベントは4月の定時総会で、埼玉県内の優秀な企業経営者をたたえる「埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」(04年に創設)の授与式を同時開催しています。県内の有識者で審査委員会を設置しており、授与式には大野元裕知事も出席し記念品の贈呈や受賞企業のPRの場にもなっています。
下半期は「埼玉県産業振興懇談会」(知事懇)を開いており、県の産業施策に携わる幹部と経営者側が技術開発支援や環境対策、企業立地など毎年様々な課題を話し合います。また、大野元裕埼玉県知事が直接経営者と対話する場を設けており、県の考え方や企業が抱える課題を共有できる場として毎年多くの会員が参加しています。このほか、次代を担う若手経営者、幹部による埼玉ビジネス研究会(小原敏治会長=小原歯車工業社長)など各部会活動も盛んで、同じ立場の経営者同士、経営課題の解決やビジネス連携を実現するきっかけの場となっています。近年では清水勇人さいたま市長との懇談会や、歴代埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰の受賞者との交流会、他の産業人クラブ会員と共同開催する事業など新たな取り組みを始めています。
傘下組織であるNITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)、TDU産学交流会(濱野尚吉会長=共同技研化学社長)、埼玉ビジネス研究会(高橋良彰会長=高橋スプリング社長)などは活発な活動を展開しています。
電 話:048-872-2281 FAX:048-872-2285